Illustratorで画像を文字の形にクリッピングする方法
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/main-image-1.jpg)
Illustratorのクリッピングマスクを利用して、画像を文字の形に切り抜く方法の備忘録です。
四角や丸のオブジェクトのように、テキストでクリッピングする手順をまとめました。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/アセット-1-1024x132.png)
クリッピングにテキストを使用する場合は、通常のオブジェクトとは異なりパスの準備が必要です。
画像を開く
まず、クリッピングする画像をIllustratorで開きます。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps01-1024x657.jpg)
今回は、星空の画像を用意しました。
テキストを記入する
続いて、テキストツールを選択してテキストを記入します。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps02-1024x657.jpg)
テキストは、写真が見えやすいように太字がオススメです。
文字のアウトライン化
テキストをクリッピングする位置に配置できたら、アウトライン化します。
テキストを選択した状態で、上部メニューから「書式」の「アウトラインを作成」をクリックします。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps03-1024x657.jpg)
テキストがオブジェクトに変換されました。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps04-1024x657.jpg)
アウトライン化は、Windows の場合 [Ctrl] + [Shift] + [O]、 Mac の場合 [⌘] + [shift] + [O]のショートカットキーでも実行できます。
複合パスの作成
続いて、テキストのオブジェクトを選択した状態で、上部メニューの「オブジェクト」から「複合パス」の「作成」をクリックします。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps05-1024x657.jpg)
テキストのオブジェクトがひとつのパスに統合されました。複合パスになると、塗りが透明になります。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps06-1024x657.jpg)
複合パスは、[Ctrl] + [8](Macは[⌘] + [8])のショートカットキーでも作成できます。
クリッピングマスクの作成
複合パスが作成できたら、テキストと画像を選択した状態で、「オブジェクト」から「クリッピングマスク」の「作成」をクリックします。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps07-1024x657.jpg)
テキストのオブジェクトで、画像をクリッピングできました。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/12/ps08-1024x657.png)
クリッピングマスクは、[Ctrl] + [7](Macは[⌘] + [7])のショートカットキーでも作成できます。
テキストのオブジェクトが複合パスになっていないと、クリッピングされないのでご注意ください。