Photoshopでレイヤーを個別に一括で書き出す方法
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/main-image.png)
Photoshopで、全てのレイヤーを一括で個別の画像ファイルで保存する方法の備忘録です。
書き出すレイヤーを用意する
下記のように、書き出すレーヤーごとにパーツを分けたPSDファイルを用意します。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon01.png)
黄色の背景、レモンの画像、テキストをそれぞれ別のPNGファイルで保存します。
レイヤーで書き出し機能を使った場合、保存されるファイル名はPhotoshopのルールに基づいて自動で付与されます。レイヤーの名前がそのまま保存するファイル名の一部になるため、適切な名前を設定しておきます。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon02.png)
レイヤーをファイルで書き出す
用意したレイヤーを画像として書き出します。
上部のメニューから「ファイル」>「書き出し」>「レイヤーをファイルへ書き出し」を選択します。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon03.png)
ダイアログボックスが表示されるので、書き出すファイルの保存場所や形式を設定します。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon04.png)
保存先は、「参照…」をクリックして、書き出すファイルの保存場所を選択します。初期設定では、生成されたファイルはソースファイルと同じフォルダーに保存されます。
ファイルの先頭文字列は、書き出されるファイル名の共通部分を入力します。
表示されているレイヤーのみにチェックを入れると、非表示のレイヤーは書き出されません。書き出す必要がないレイヤーがある場合には、非表示にしてこのオプションを使用します。
ファイル形式は、書き出すファイルの形式を選択します。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon05.png)
PNGを選択すると、オプションで透明部分の透過と、透明背景部分を自動でトリミングすることができます。
書き出したファイルに作業用スペースプロファイルを埋め込む場合は、ICC プロファイルを含めるのオプションを選択します。
設定ができたら右上の「実行」ボタンをクリックしてファイルを書き出します。
書き出されたファイル
接待した保存先に、各レイヤーが書き出されました。
![](https://tamatuf.net/wp/wp-content/uploads/2023/03/lemon05-1.png)
ファイル名は「design_0000_text.png」のように「ファイルの先頭文字列_連番_レイヤー名.png」となっています。連番は、レイヤーの上から順に自動で付与されます。
テキストとレモンの画像は、画像に合わせて自動でトリミングされています。