Illustratorでスタンプ風デザインを作る方法
イラストレーターで、スタンプ風に加工する手順の備忘録です。
今回は、星型のイラストをスタンプ風に加工してみます。
ラフ効果を設定する
イラストの縁部分を少しギザギザした状態に加工していきます。
イラストを選択した状態で、メニューバーから「効果」 > 「パスの変形」 > 「ラフ」をクリックします。
オプションの各値を変更します。数値はイラストの形や大きさに合わせて調整してください。今回は下記のような数値に設定しました。
- 入力値 → 1px
- 詳細 → 50
- ポイント → ギザギザ
縁がギザギザになりました。
かすれ加工をする
スタンプを押したようなかすれた加工をしていきます。
今回はグランジテクスチャを使い、塗りにムラがある感じを出します。
今回は自作したテクスチャを使用しました。下記よりダウンロードできます。
(esp/ダウンロード)
テクスチャをイラストの上に重ねて、まとめて選択します。この時、必ずテクスチャがイラストの上になるようにしてください。
透明パネルを開き、「マスク作成」をクリックします。続けて、「クリップ」のチェックを外します。
透明パネルが見つからない場合は、メニューバーの「ウィンドウ」から「効果」をクリックすると表示されます。
テクスチャが反映され、スタンプのようなかすれた加工ができました。
マスクによる加工なので、そのまま色を変えたりもできます。
グランジテクスチャは、素材サイトでも色々な種類があるので、色々使い分けるとデザインの幅も広がります。