WordPressでカスタムフィールドを設定する方法

WordPressでカスタムフィールドを設定する方法

WordPressの投稿ページには、デフォルトで「タイトル」と「本文」の2つの入力フィールドが用意されています。カスタムフィールドを利用することで、ここに新たに入力フィールドを追加することができます。

今回は、プラグインなどを使用せず、投稿ページにカスタムフィールドを設定する方法をまとめておきます。

カスタムフィールドを用意する

まずは、投稿のページにカスタムフィールドを表示します。右上のメニューから「オプション」をクリックします。

カスタムフィールドにチェックを入れると、投稿の下にカスタムフィールドが表示されます。

カスタムフィールドを作成する

表示したカスタムフィールドで新たに入力フィールドを作成します。「名前」には入力フィールドの項目名を設定します。「値」には表示させる内容を設定します。「カスタムフィールドを追加」をクリックすると作成されます。

例えば、ブログ記事にその日の天気を設定する入力フィールドを追加したい場合、「名前」に「天気」、「値」に「晴れ」と記入します。

一度作成したカスタムフィールドは、別の投稿でも使用することができます。

投稿ページに表示する

作成したカスタムフィールドの値を投稿ページに表示します。表示するための関数が何種類かあるので、用途に合わせて使い分けます。

get_post_custom()

<?php
  $custom_fields = get_post_custom( $post_id );
  $my_custom_field = $custom_fields[ 'my_custom_field' ];
  foreach ( $my_custom_field as $key => $value ) {
    echo $key . " => " . $value . "<br />";
  }
?>

指定した投稿IDの全てのカスタムフィールドの情報を配列で取得します。$post_idにIDを設定します。上記の例では、取得した配列をforeachで表示させています。

get_post_meta()

投稿IDとキーを指定して、特定のカスタムフィールドの値を取得します。キーには「名前」の値を設定します。

<?php
  $weather = get_post_meta( get_the_ID(), '天気', true );
  echo $weather;
?>

第3引数にtrueを設定した場合、結果を文字列で取得します。falseの場合、 値が一つでも複数でも配列で取得します。

post_custom()

キーを設定して特定のカスタムフィールドの値を取得します。値が1つの場合は文字列で、 複数の場合は配列になります。

<?php
  $weather = post_custom( '天気' );
  echo $weather;
?>

複数の場合は配列なので、下記のように表示します。

<?php
  $values = post_custom( '天気' );
  foreach( $values as $weather ){
    echo $weather;
  }
?>

この関数は投稿ページを特定することができないので、投稿の内容を表示するループの中で使用します。

the_meta()

<?php the_meta(); ?>

複数のカスタムフィールドを一覧で表示する関数です。例の場合、下記のように出力されます。

<ul class='post-meta'>
<li><span class='post-meta-key'>天気:</span> 晴れ</li>
</ul>

トップページなどで投稿一覧の中で表示する場合はget_post_meta()を、投稿ページの中ではpost_custom()が使いやすそうです。

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